竹の台噴水
竹の台噴水は上野公園内の竹の台広場にある、噴水池です。
上の画像写真のように、東京国立博物館の日本館が正面に構えており、視覚的に噴水が見事に映えております。
竹の台噴水の現在の場所は幕末まで、東叡山寛永寺の中堂が建っていました。
竹の台とは慈覚大師(794〜894)が唐の五台山から竹を根分けして持ち帰り、比叡山に移植したのを、更に根分けして、寛永寺のこの噴水の付近に植えられたことから、この地名になりました。
この竹は、現在、輪王寺と、寛永寺の本堂前に移植されています。
この付近は、幕末まで、寛永寺の本堂根本中堂がある、江戸最高の瑠璃色の大伽藍がありました。
ですが、1868年の彰義隊と、薩摩、長州を中心にした新政府軍(大村益次郎指揮)との戦争(上野戦争)により、ことごとく瓦礫と化し、その当時の様子は画でしか分かりません。
上記の噴水は、2012年5月にリニューアルされたものです。
下記の噴水は、それ以前のものです。
竹の台噴水の地図
スマートフォンでご視聴のかたは、指2本をあてるとスライドできます。
東京国立博物館の道路を挟んだ真向かいにあります。
一番上の写真画像の奥に写っている建物が、東京国立博物館です。
噴水の近くには、スターバックスがあります。
関連サイト
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