国立科学博物館
国立科学博物館は東京都台東区の上野公園にある、国立の科学博物館です。
1877年(明治10年)に設立されました。
452万点に及ぶコレクションを保管し、調査研究、標本資料の収集、保管、展示、学習支援などの活動が主な目的です。
日本館と地球館の2つの建物があります。
平成20年6月に日本館が重要文化財に指定されています。
入館料
◇常設展示
一般・大学生[600円]、小中高生[無料]
◇特別展示
展示により、料金が異なります。
休館日
毎週月曜(日・月曜日が祝日の場合は火曜日)
日本館は昭和3(1928)年4月に着工し、昭和5(1930)年12月に完成、ネオルネサンス様式を基調とした博物館です。
上空から見ると、飛行機の形をしております。
入館料のみで鑑賞できる、「THEATER360」は臨場感満点です^^。
例えば、空を飛ぶシーンでは、ほんとに自分が空を飛ぶような浮揚感を体感します^^。
上の2枚は地球の自転を測る「フーコーの振り子」という装置です。
おびただしい数の標本、化石、古い時代の望遠鏡などの観測機械、また、迫力満点の360°全方角に映像が映し出される、シアター360など、それはそれは、見事な展示品の数々です^^。
他には、日本館の地下一階には、ミュージアムショップがあり、お土産の標本、書籍、パズル、模型など、国立科学博物館にちなんだグッズが販売されています。
飲食、休憩のためのラウンジカフェもあります^^。
「地球生命史と人類」、というのが、地球館の展示テーマです。
地球の多様な生き物が、お互いに深く関わりあって生きている姿、地球環境の変動の中で、生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた道のり、そして、人類の知恵の歴史が展示されています。
地下三階から、三階までの六フロアあり、それぞれの階ごとに、地球をテーマにした、品々が展示されています。
それぞれのフロアのテーマは以下の通りです。
B3F・・・宇宙、物質、法則
B2F・・・地球環境の変動と、生物の進化-恐竜の謎を探る-
B1F・・・地球環境の変動と、生物の進化-恐竜の謎を探る-
1F ・・・地球の多様な生き物たち
2F ・・・科学と技術の歩み
3F ・・・大地を駆ける生命
地球館の屋上にはハーブガーデン、パラソルガーデンがあります。
中二階にはレストランもあります。
展示物がものすごくたくさんあるので、丸一日かけて、じっくり楽しむことをお勧めします^^。
ひとりでも、家族連れでも楽しめる、すばらしい文化施設です。
国立科学博物館の正面の右側に、機関車のD51が展示されています。
正面左側には迫力満点のシロナガスクジラのオブジェが展示されています。
建物の裏側には、ロケットのオブジェが展示されています。
このような、外に展示された、おもしろいオブジェをみただけでも、いろいろな想像が膨らんで、建物の中にはどんなものがあるのだろうかと、わくわくしてきます^^。
上野に博物館は二つありますが、恐竜などの古代生物の展示など、比較的、子供に人気のある博物館は、こちらの国立科学博物館ですので、鯨と機関車を目印に、間違えないようにしましょう^^。
(もうひとつの博物館は東京国立博物館です。こちらは日本、東洋の国宝、重要文化財、遺跡、古代遺物などが展示されております)
スマートフォンでご視聴のかたは、指2本をあてるとスライドできます。
最寄はJR上野駅の公園口から徒歩300メートルくらいです。
関連サイト
蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん) | |
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東京都世田谷区、蘆花恒春園を紹介するサイトです。明治大正期の小説家、徳富蘆花が現代に残してくれた公園です。徳富蘆花の当時の屋敷が多くの自然と共に残されております。 |