2023年8月2日放送のあさイチで化学物質過敏症について紹介されました！
化学物質過敏症！
化学物質過敏症とは
日常生活にある化学物質に触れたときに、頭痛、吐き気、倦怠感など様々な症状が洗われる病気です。
柔軟剤、たばこ、建築塗料、などに過敏に反応してしまう症状です。
頭痛、吐き気、めまい、皮膚のただれ、鼻血などの症状がでます。
発症のメカニズムはいまだ未解明です。
ですが、誰でもなりえます。
化学物質過敏症を発症された方の例１
37歳の時、職場の同僚のたばこのにおいで頭痛が出始めます。
次第に、書類のインク、文房具類、アルコール消毒液にも反応しだします。
特にきつかったのが、同僚の柔軟剤だったそうです。
(10メートル以上離れてる人の柔軟剤のにおいも分かる程)
デスクから立ち上がる瞬間空気が動いてにおいが流れて辛かったと。
目が痛くなり、耳の奥に走るようなズキン、ビリッとした痛みがでるようになります。
内科、頭痛外来、アレルギー科など診療も原因は不明と診断されます。
ネットで調べて、化学物質過敏症と、分かりました
専門家に診て貰い、職場に配慮を求めますが、理解を得られませんでした。
ひどくなり、退職します
家にひきこもり、旦那さん以外の顔を半年以上、見ていない状態です
一切の外出ができず、社会的に詰んだ、と感じているそう・・・。
化学物質過敏症を発症された方の例２
女子高生の場合、前に並んだ生徒の制汗剤の香りがトリガーでした。
いつもと感じるにおいと違う、おかしいと思ったら、倒れてしまいました。
それまで、制汗剤、汗拭きシートを自分が使ってもなんともありませんでした。
突然、そのようになってしまったのです。
それ以降、他の生徒の柔軟剤、シャンプー、整髪剤に反応してしまいます。
配布されるプリントにすら、反応が出てしまいます。
オンラインで授業を受けたいと申し出ても却下されます。
部活も止めざるを得なくなりました。
化学物質過敏症に特化したクリーニング屋さん
兵庫県加西市に化学物質過敏症に特化したクリーニング屋さんがあります。
全国から段ボールの山になって症状に苦しむ方々の服が送られてきます。
店主さん自体も化学物質過敏症です。
依頼のほとんどは、付着した柔軟剤、消毒液、防虫剤等、化学物質の除去です
新品の服もたくさん送られてきて、洗剤、化学物質の除去を依頼してきます
症状によって、新品でそのまま着用できない人がたくさんいるんだそうです。
こちらのお店では石油系溶剤、塩素系溶剤、合成洗剤を一切使いません。
なんと、すべての衣類を手作業で、水をつかって洗っております。
こういうサービスは大変たすかりますね
＜化学物質に頼らない安心な洗い方＞
合成洗剤ではなく、無添加の石鹸がおすすめだそうです。
中でも粉せっけんはコストが安く、最も洗浄力が高くてよい。
せっけんを水でとかして泡立てます。
それを洗濯機にいれます
洗濯機が示したみずの量の2段階上を選んで洗います
その同じ水量で3回すすぎをします
汚れもおち、部屋干し臭、生乾き臭も解決できます。
洗剤は少な目でタップリの水が原則だそうです。
石鹸が体質に合わない場合は重曹、セスキを使用します。
また、クエン酸をいれると、衣類がふっくらします。
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まとめ
化学物質過敏症がこんなに深刻なものとは知りませんでした。
対策としては原因物質からの隔離
代謝、解毒を促す、自律神経の調整のため、運動をして汗をかく、ということだそうです
原因がよくわかってないそうなんです。
突然、誰でもなりうるそうなのです。
社会の理解がひつようですね。
NPO科学物質過敏症支援センター
TEL 045-663-8545(水、金のみ)
HP https://cssc4188cs.org
住宅を建てるときの建材情報、専門医師の情報、日常の問題の相談にのってくれます
日本国内の有病率は7.5%、13人に一人が化学物質過敏症だそうです
自分だっていきなりなるかもしれない病気です
ここまでお読みいただき、ありがとうございます
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