いやぁ、昨今、いろいろと事件が起きまくりですね
それでも、日本はかなり治安がいいわけですが・・・
ひょんなことで、かっとなって暴力沙汰で警察のお世話に・・・
なんてことも、起こりえますから・・・
はい
留置所、拘置所、刑務所、保護室、どう、ちがうんでしょうか?
知っておこうじゃ、ありませんか!
留置所は留置場が正式名称:警察署に1300カ所ほどある
まずは留置所。
留置場(りゅうちじょう)、というのが、正式名称だそうです。
警察署(1300カ所程)に設置されております。
刑事事件の被疑者の身柄を拘束しておく場所です
ブタ箱、なんていわれます
(ブタは綺麗好きで食材になってくれてるのに、失礼ですね)
証拠隠滅、逃走防止のための施設です
で、注目なのが、留置場に入る=犯罪者、ではないそうです
裁判で有罪判決をうけてません
なので、犯罪者ではないわけです
それまでは、疑いがあるなぁ、っていうだけの人です
逮捕状とかでお巡りさんに逮捕されたら、犯罪者、と思ってましたが
違ってたんですねぇ
いやいや
留置場の食事
朝、昼、晩と、食事がでます
警察署に調理施設はなく、弁当屋、パン屋さんから注文しているそうです
一食あたり、300円から400円ほど
費用は警察署負担、無料
地域によるんでしょうが、ユーチューブの経験者によると、あんまり美味しくないみたいです
あんまり、たべてみたくないですねぇ
留置場の入浴
5日に1回、もしくは一週間に2回です
夏は汗をかくので、週に2回
春、秋、冬は5日に1回です
入浴時間は20分程
5日に一度ですかぁ・・・・
これはきついですね
まだ有罪判決がでた、犯罪者ってわけではないのですが・・・・
5日にいちどかぁ・・・・
他の情報
留置所は留置期限というのがあって、一般的には2泊3日だそうです
で、最長で21泊22日、だとか
共同の居室で6人部屋だそう
朝ごはん、昼ごはん、運動、夕食、風呂、就寝が規則的
その間に、取り調べなんかがあります
保護室(トラ箱)
でもって、保護室
警察署には、保護室、というのもあるんです
トラ箱なんていわれてます
酔っぱらって寝転んでる人とかを警察署に止めて保護するわけですね
で、出るとき、身元引受人がいるそうです
えええ?と
本人の意思で出れないのかぁ・・・・
よっぱらって、お巡りさんのお世話になると、大変ですわ
拘置所は全国に8カ所、その下部施設が97カ所
拘置所は、東京・立川・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡の合計8カ所
その下部施設が97カ所です
刑事裁判の判決がまだ確定していない、被疑者・被告人
死刑の判決がでて、執行を待つ死刑囚が、収容される場所です
警察、検察に逮捕された人、検察官の起訴で裁判待ちの人、刑事事件で死刑の執行待ちの人・・・
これらの人達が入る場所であります
裁判の判決がまだで、逮捕・勾留されてる人達を「未決拘禁者(みけつこうきんしゃ)」といいます
留置場とどう違うかというと、留置場は警察、拘置所は法務省の管轄です
本来、逮捕、勾留(被告人、被疑者を一定の場所に閉じ込める)を受けた人の収容所は拘置所
ですが、全国に数が足りなくて、警察署の留置場も使用されているのだそうです
刑事事件の容疑等で逮捕されると、警察署内の留置場に収容されます
その後、検察官のもとに送られます
これがよく聞く、「送致」
送致を受理した検察官が被疑者の勾留の必要があるあかどうか、調べます
必要と判断すると、裁判官に「勾留」の許可を求めます。
これが「勾留請求」です。
で、裁判官が認めると、拘置所収容、となります
勝手に検察官がはい、拘置所入ってください、ってわけじゃないんですね
拘置所の食事
拘置所は警察署と違い、調理場があります
で、誰が拘置所収容者の食事を作っているのかというと・・・
なんと、刑事裁判で有罪判決を受けた、懲役受刑者だそうです
朝昼夜と温かい懲役受刑者が料理した温かい食事がでるんだそう
食事だけでなく、洗濯、清掃なども、懲役受刑者の人達がしております
刑務作業のひとつとして、一部の受刑者が拘置所に収容されて、活動しております
拘置所の入浴
東京拘置所の場合、夏季は週3回、冬季は週2回ほど
毎日はいれるわけでなく、夏だけ、留置場と同じく、汗かくから一回多いんですね
毎日入れないってのは、ちょっと辛いですね・・・
労役場
はい、よく聞く労役場、というのは拘置所にもあります
罰金とか、科料を納付しない人を捕まえて閉じ込めて強制労働させる場所です
(科料は1000円以上、10000未満、罰金は10000以上、の財産刑です)
刑務所と拘置所にあります
1日あたり、5000円換算で計算されます
罰金額÷5000円の日数、収容されます
で、作業内容はというと・・・・・
民間企業から受託した紙袋の作成などの軽作業、だそうです
皆さん、罰金、科料はとっとと、払いましょうね
他の情報
日用品なんかも、購入できるそうです
面会は制限なく、できるそうです (刑務所だと、面会できる人間に制限があるんだとか)
面会を希望する場合、直接出向いて申し込むのだとか 電話予約とかはできないみたいです
刑務所:日本全国に66カ所、あと若干の支所
日本全国に66カ所(支所若干数)あります
成人の受刑者を収容し、更生のための処遇を行う、のが目的です
実刑を受けると、被告人から、受刑者となります
懲役刑、禁固刑のどちらかを受刑します
(ただし、懲役と禁錮の両刑を一元化し、「拘禁刑」というのが2025年頃施行)
懲役刑
刑務所で強制的に刑務作業を行わされます
作業内容としては木工や炊事、掃除や工場での労働、衣類や靴等の製作業務など
労働時間は一日8時間
月の報酬は5000円ほど、だそうです
一日じゃないですよ!
月で5000円・・・・
きびしいですねぇ
刑務所は労役場も備えられている場所もあります
罰金、科料が支払えない人は刑務所が拘置所にある労役場にはいります
そこでの一日の作業は5000円だそうです
支払料金分になるまで、収容されます
禁固刑
刑務所で強制的に刑務作業をしなくてもいい受刑者です
政治犯や過失犯(失火罪、過失傷害罪、自動車運転死傷処罰法違反など)の受刑者
(でも、暇でしょうがなくて刑務作業を希望するのだとか)
刑務所の食事
朝、昼、夜、と3回出ます(主食は、麦3白米7の麦飯)
炊事も受刑者が調理作業します
年越しには年越しそば、正月には雑煮とおせちが配給されることもあるようです。
で、府中の刑務所のカレーというのが物美味しいのだそうです
大量の具材で煮込むため味が濃厚になり、物凄く美味しくなるのだとか
うーーん、これは、ちょっと食べてみたいですねぇ
刑務所の入浴
入浴は週に2回、夏場は週に3回、入浴時間、15分だそうです
刑務所でも、週に2、3回だけなんですねぇ・・・・
ほんと、つらいですね
いくら受刑者でも、お風呂ぐらいは・・・・
うーん、ねぇ・・・・
CAPICとは(刑務所作業製品)
刑務所の受刑者が作成したグッズが刑務所で、売られてたりします
安い金額だったりもします
矯正協会刑務作業協力事業の英訳(Correctional Association Prison Industry Cooperation)
この頭文字でCAPICです
売上げの一部を犯罪被害者支援団体の活動に助成しております
CAPIC ←ここが公式サイトです
その他の情報
日本に官民運営の刑務所があるんです
PFI刑務所(Private Finance Initiative)といいます
民間の資金、アイデア、ノウハウを活用して受刑者に対処する刑務所です
刑務所とはいわず、社会復帰促進センター、という名称です
山口県美祢市「美祢社会復帰促進センター」
兵庫県加古川市「播磨社会復帰促進センター」
栃木県さくら市「喜連川社会復帰促進センター」
島根県浜田市「島根あさひ社会復帰促進センター」
の4つです
官民共同運営の刑務所なんて、あったって知ってましたか?
初犯だったり、犯罪傾向の低い人しか入れないそうです
まとめ
令和2年における刑法犯の認知件数は、61万4,231件、検挙件数は、27万9,185件、
刑法犯の検挙人員の罪名別構成比
窃盗が全体の(48.5%) 暴行(13.6%)、傷害(10.3%)、横領・遺失物等横領(6.6%)、詐欺(4.6%)(警察庁の統計による。)だそうです。検察庁HPより
日本の刑事犯罪は窃盗が一番多いんですね 半分ですよ
ここまで、お読みいただき、ありがとうございます
留置所と刑務所と拘置所の違い、あと保護室、知っとこうぜ!
でした
参考になりましたら、幸いです♪
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